店長がバカすぎて
早見和真
2019年7月13日
角川春樹事務所
1,650円(税込)
小説・エッセイ
谷原京子(契約社員、時給998円)「マジ、辞めてやる!」でも、でも…本を愛する私たちの物語。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(141)
starstarstarstar
読みたい
108
未読
16
読書中
6
既読
705
未指定
371
書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (7)
参考になった順
新しい順
(無題)
starstarstar 3.0 2021年08月15日
最初50ページくらいの導入がとても勢いがあって、傑作の予感!って勝手にハードルをあげて読んでしまった。(この本でいう谷原効果だな!)大西兼也の新刊のミステリの構成の甘さを愚痴ってる部分、すごく好き。小説好きあるあるだなあと。なんとなく全部読んでしまって、でも粗をみつけちゃうとイラッとしちゃうんだよな、本にも自分にも。 吉祥寺の小さな書店、「武蔵野書店」で働く主人公谷原京子。薄給で、店長はバカで、憧れの先輩は仕事を辞めてしまい、後輩の大学生アルバイトは出版社に就職し高給取りになってしまうーーーもうこんな店やめてやる!と憤りつつもなんだかんだ奮闘する、っていう話で、なんども言うが前半は面白かったんだけども、後半はドタバタしすぎていたような。 大西兼也の渾身の最新作として終盤出てくるのが「店長がバカすぎる」。なんと京子をモデルとした小説なのだ。大西兼也の正体はーー?となるわけだがそんなに驚くほどでもない結末。そもそもこういう急なメタ視点がな〜ちょっぴり残念。
全部を表示ー部を表示いいね0件
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
NOB
うん、面白かった。
書店員て、すいませんよくわかってなかったけど最近この業界の本て多いですよね。 本を読んでる立場からすれば身近な人のはずなんだけど、申し訳ないことに書店で働く人たちのことってあんまり考えたことがなかった。 でも確かに帯とかオススメコメント見ていれば、ゲラを読む機会とかありますよね。 会社組織が理不尽なのはどこの業界でもいっしょだけれど好きなことを仕事にしてしまうと楽しみが苦しみになってしまう。そんなことも考えさせられてしまいますね。最近続編も出たようで、そちらも楽しみですね。
全部を表示いいね0件