童の神

時代小説文庫

今村翔吾

2020年6月15日

角川春樹事務所

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」 ーー平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛……などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。 一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。 そして遂に桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むがーー。 差別なき世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。 第一○回角川春樹小説賞(選考委員 北方謙三、今野敏、角川春樹 大激賞)受賞作にして、第一六◯回直木賞候補作。

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ケムケム

鬼に横道なきものを

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4.5 2022年05月15日

 鬼とは何者なのか。  都の人々から恐れられ蔑視された土着の人々。自分達の暮らしを守りたいだけなのに、都人に駆逐されていく哀れな人々を、酒呑童子を中心に描いていった物語。  鬼とは何者なのか。

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(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年06月20日

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(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年08月15日
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