糖鎖生物学入門
モーリーン・E.テイラー / クルト・ドリッカマー
2005年11月30日
化学同人
4,180円(税込)
科学・技術
この本は、オックスフォード大学の生物化学課程における学部最終学年の糖鎖生物学の講義から生まれたものであり、学部上級生および大学院初年生が必要とされる内容を満たすことを意図している。研究の過程で糖タンパク質、糖脂質およびそれらの受容体に遭遇する生化学者、細胞生物学者、免疫学者、ウイルス学者を含む、より高度な研究者への、糖鎖生物学分野の有益な入門書にもなりうると考えている。本書は、1〜4章および5〜13章からなる二つの部分に分けられる。最初の部分は、N結合型糖鎖を主要な例として、グリカンの化学的性質およびコンホメーションについて書かれている。第二の部分はグリコシル化の生物学的機能を扱っている。
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