マンガで学ぶ動物倫理

わたしたちは動物とどうつきあえばよいのか

伊勢田 哲治 / なつたか

2015年11月24日

化学同人

1,320円(税込)

人文・思想・社会 / 科学・技術

ペットの殺処分,肉食,動物実験,外来種,野生動物の保護と駆除,動物園,イルカ・クジラ問題など……,人と動物の間には考えるべき重要な問題がたくさんあります.人間の命を奪うことは許されないが,動物は必ずしもそうでもない.同じ動物でも,ペットは愛され,外来生物は駆除される.なぜこのように扱いが違うのでしょう.その違いに根拠はあるのでしょうか.動物倫理とは,人間は動物とどう接するべきか,人と動物のあるべき関係とはどんなものか,ということを考える考える分野です.高校生2人組が結成した「生き物探偵」が人と動物をめぐるさまざまな「事件」に出会うマンガを通してみなさんも一緒に考えてみましょう. 1.ペットのしつけーー動物に言うことを聞かせるのは人間のエゴか? 2.殺処分と去勢ーーなぜ伴侶動物の殺処分がなくならないのか? 3.化粧品の動物実験ーー人間の嗜好品のために動物の命を奪ってもよいか? 4.肉食と集約的畜産業ーー犬や猫と、豚や鶏は違うのか? 5.動物園ーー動物には自由に行動する権利がないのか? 6.外来生物ーー外来生物は「愛護」されなくてよいか? 7.医療のための動物実験ーー実験動物のマウスには生きる権利はないのか? 8.野生動物による被害ーー野生動物の保護と駆除は矛盾しないか? 9.イルカ・クジラ漁問題ーークジラやイルカをどのように扱うべきか? 10.人間と動物の権利ーー人間と動物への態度に筋を通すことはできるか?

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