生命の歴史は繰り返すのか?
進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む
Jonathan B. Losos / 的場 知之
2019年6月3日
化学同人
3,080円(税込)
科学・技術
ヒトを含め、いま存在する動植物は、必然的に生まれたのか、それともたまたま運良く進化しただけなのか?地球の生命史における最大のミステリーを実験で解決しようと奮闘する研究者たちによって、グッピーやショウジョウバエ、細菌、シカネズミ、そして著者自身のアノールトカゲの実験を通して、生命テープのリプレイがおこなわれた。はたして、進化生物学における最新のブレイクスルーで、科学界屈指の大論争は解決できるのか。
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toruo
(無題)
大雑把に言ってしまうと生物の進化というのは同じ条件が揃うと必ず同じ結果になるのか、それとも偶然がかなりの比重を占めるので必ずしも同じ結果にはならないのか、ということを一般人向けに簡単に説明した本。哲学と違うところはこの両者について実験で検証できるというところで…つまり進化という何世代もかかるために実験不可能と思われていた進化の検証が実は実験可能なのだという。つまりある種の生物においては進化の結果は早いスピードで現れるという。学者の腕の見せどころはどういう生物を実験の対象とするのか、またどういう実験をするのか、ということのようで、いろんなケースが取り上げられていて実に興味深い。地球外生物の可能性にまで言及されていて面白かった。完全に文系人間なのでちょっとしんどいところもあったけども…。
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