マクソーリーの素敵な酒場

ジョゼフ・ミッチェル作品集

ジョゼフ・ミッチェル / 土屋晃

2017年2月28日

柏書房

1,980円(税込)

小説・エッセイ

バワリーにある古い酒場の店主の父子。小さな映画館をひとりで切り盛りする女性。「教授」と呼ばれているグリニッチヴィレッジの放浪者。個人博物館を開き、持ち物の由緒を語る自称「船長」。長いひげを生やしたレディ。マンハッタンの天才児。セントラルパークの洞穴で寝起きする夫婦。世の中から汚い言葉を撲滅しようとする男。口の悪い、バーの店主。ビーフステーキには一家言ある精肉店の店主。一九四〇年代ニューヨークの裏通りにうずまく、人びとの喜び、愛しみ、そして諦め。したたかに、しかし誇り高く、毎日を生きる人びとへのまなざし。今なお、色あせないジャーナリズムの傑作。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

ジャーナリストから雑誌ニューヨーカーのコラムニストに転進した作者の作品集。年代的には第二次大戦前くらいが中心で主に大都会の安酒場やその周辺で生活する人たちのことを描いたもの。ジャーナリスティックな内容かと思っていたらあとがきにあくまでフィクションだと。しかし作品はどれもリアルな感じで引き込まれてしまう。冒頭の安酒場年代記と最後に収録されているひたすらビーフステーキを食べまくる人達を描いた作品がとくに秀逸。名文家として知られた人らしいが納得の内容。面白かった。

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