江戸のスポーツ歴史事典
谷釜 尋徳
2020年10月24日
柏書房
3,520円(税込)
人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術
古代以来の長い伝統をもつ日本のスポーツ文化は、世界史上稀に見る平和な時空間で高度に発達した。走り、投げ、力と技と知恵を競い合い、時にはその裏で賭博や売春も行われた江戸時代。明治以降の近代スポーツが見失った豊饒なスポーツ文化の地平を、図版資料とともに解き明かす初の事典。日本のスポーツ発展の礎を築いたのは、江戸の庶民だった! はじめにーー江戸のスポーツ 第1部 全身を使う 第1章 走る 1 短距離 かけくらべ/鬼ごっこ 2 長距離 遠足 第2章 歩く 1 行楽 行楽 2 旅 伊勢詣/富士詣/大山詣 3 祭礼 天下祭 第3章 踊る 1 踊る 盆踊り/住吉踊り 2 演じる 歌舞伎 第2部 用具を使う 第4章 投げる 1 狙う 投扇興/穴一 2 ぶつける 印字打ち/雪打ち(含む雪遊び)/独楽まわし 第5章 飛ばす 1 飛ばす 鷹狩り/凧揚げ 2 射る 楊弓/通し矢/破魔弓/吹矢 第6章 ボールゲーム 1 個人で行うボールゲーム 手鞠/お手玉/けん玉/羽根つき 2 集団で行うボールゲーム 蹴鞠/打毬/毬杖 第3部 力と技と頭を使う 第7章 力くらべ 1 相撲 勧進相撲/辻相撲/一人相撲 2 力自慢 力石/綱引き/いろんな力くらべ 第8章 技くらべ 1 武芸 剣術/居合/馬術/柔術/水術 2 大道芸 曲鞠/軽業/曲馬/曲独楽 3 達成型 魚釣り/竹馬 第9章 知恵くらべ 1 ボードゲーム 囲碁・将棋 2 カードゲーム かるた 図版出典一覧/索引
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