
子どもの「できた!」を支援するCO-OPアプローチ
認知ストラテジーを用いた作業遂行の問題解決法
ヘレン・J・ポラタイコ / アンジェラ・マンディッチ / 塩津裕康 / 岩永竜一郎 / 古賀祥子
2023年3月28日
金子書房
3,850円(税込)
人文・思想・社会
着替えや食事、学校での学習や友だちとの遊びなど、日常生活における様々な場面で、いわゆる「不器用さ」や「運動の苦手さ」によって苦戦している子どものために、カナダで開発された画期的な支援法がCO-OP(コアップ)アプローチです。CO-OPでは、子どもが自分で目標を設定し、解決策を発見することでスキルを習得できるよう導いていきます。本書は、開発者のポラタイコ博士による、基本理解から介入の進め方、事例、ダウンロードして使える「CO-OPツールキット」、自習ガイドまでを網羅した、CO-OPの包括的ガイドです。 目次より 日本語版への序文 監訳者まえがき 序文 はじめに 1章 子どもの“できた!”を支援する 「日常作業遂行に対する認知オリエンテーション(CO-OP)」の概要 CO-OP が開発された理由 従来のアプローチ 新しいアプローチの探求 2章 子どもの作業の可能化についての視点:CO-OP の基盤 CO-OP の基盤 国際生活機能分類(ICF) エビデンスに基づく実践(EBP) クライエント中心主義 作業遂行 学習理論 運動学習および遂行 3章 CO-OP プロトコル:アプローチの実践 概要 CO-OP の目的 CO-OP の前提要件 CO-OP の7 つの特徴 特徴1 クライエントが選んだ目標 特徴2 ダイナミック遂行分析(DPA) 特徴3 認知ストラテジーの使用 特徴4 ガイドされた発見 特徴5 可能化の原理 特徴6 保護者または重要他者の参加 特徴7 介入の形態 4章 CO-OPの事例シナリオ CO-OP の実践 事例シナリオ1:ジョーダン(DCD のある子ども) 事例シナリオ2:マシュー(DCD のある低年齢の子ども) 事例シナリオ3:ピーター(てんかんのある子ども) 事例シナリオ4:コリン(注意欠如・多動症のある子ども) 事例シナリオ5:スコット(書字困難のある成人) 事例シナリオ6:グループ介入でのCO-OP の応用 事例シナリオ7:コンサルテーションモデルを用いた保護者の研修 5章 CO-OP ツールキット 概要 CO-OP ツールの使い方 一日の生活:日常活動の記録 小児用活動カード集(PACS) カナダ作業遂行測定(COPM) 遂行の質評定スケール(PQRS) ダイナミック遂行分析記録(DPAR) ストラテジー考案のためのツール ストラテジーの使用を促す CO-OP 介入の修了証 6章 自習ガイド 文献 監訳者あとがき
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