福祉分野に生かす個と家族を支える心理臨床

家族心理学年報

日本家族心理学会

2018年8月29日

金子書房

3,520円(税込)

人文・思想・社会

マルトリートメント(不適切な養育)、養育里親、発達障害、依存症、認知症など、福祉分野で生きる個と家族を支える心理臨床を考える。 はしがき 布柴靖枝 1 福祉分野に生かす個と家族を支える実践 〔総論〕福祉における最近の動向 福祉における個と家族支援の今日的課題           畠中宗一 福祉制度・社会資源の活用とケースマネジメント(更生保護) 中川るみ 「2016年児童福祉法改正」と「児童の最善の利益」      新保幸男 〔各論〕こども・障害者・里親・高齢者・依存症・地域支援 マルトリートメントと子育て支援              平岡篤武 親の再婚・離婚を経験した子どもの家族の支援  野口康彦 改革の中にある社会的養育から里親支援を考える 〜養育里親の実践から  坂口伊都 児童養護施設における心理職の役割と家族支援 〜子どもが育つ場での心理的援助  田附あえか・大塚 斉 「計画」と「実践」に対する3相システムの提案 〜精神疾患者への職リハ事例から  牧 裕夫 発達障害者とその家族への支援の現状と課題  森野百合子 アディクションのある人の家族の援助  森田展彰 認知症と家族支援  樫村正美 エンドオブライフ期における家族支援  三谷聖也 認知症ケアにおける支援者支援  小野寺敦志 臨床心理士と保健師との連携による地域・家族支援 〜A自治体における地域精神保健活動から  鈴木正貴 2 家族臨床心理学研究・実践の最前線 児童虐待(マルトリートメント)と脳科学  友田明美 新たな家族支援のかたち  〜ヤングケアラーの実態と支援への展望  奥山滋樹 3 日本家族心理学会第34回年次大会 「家族のかたちーー今、あらためてシステム論を考える」より システム論を再考する  狐塚貴博・若島孔文・長谷川啓三 公認心理師と家族心理学  大熊保彦 変化のシステム論〜いのち、愛、家族  長谷川啓三

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