「数字で考える」は武器になる

中尾 隆一郎

2019年3月6日

かんき出版

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

数字が使えると、利益を生み出す「黒字社員」になれる! 文系体質でも真似できる! 処理スピード、説得力、仮説力、儲けるセンス… リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウを大公開! 本書は、数字を使った「仕事の考え方」「データの見方」を解説する本です。著者は、11年間にわたりリクルートで「数字の読み方、考え方」の社内講師を務め、自らも現場と経営で実践してきたプロフェッショナル。工学部(理系)出身ながらも、分かり易く「数字で考える力」を解説しています。 「数字で考える力」が乏しいと、仕事のパフォーマンスにムラが生じてしまいます。作業スピードも速くならないし、相手とのコミュニケーションでも正しい理解につながりません。(仕事以外の)私生活でも、行き当たりばったりの行動に終始してしまい、「成長」を感じることはありません。いまビジネスマンが一番学ぶべきスキルは「数字で考える力」と言っても過言ではありません。 しかし、数字に対してアレルギーを持っている人がたくさんいます。そこで本書では、「数字で考える力」を文系体質の人でも分かり易く、実践しやすくまとめました。四則演算(+・-・×・÷)を実践することで、あらゆる領域で今以上の結果が出せるように変わります。 はじめに 「四則演算」だけで、仕事がレベルアップする リクルートでは、あらゆる仕事を数字で判断している 私の「数字の読み方・考え方」講座が1 1年間続いた理由とは 第 1 章 Speed is Power 長時間労働者が評価されるのは、正しいのか? できる人は、仕事を工数で考えている 扱える荷物の大きさにする 因数分解ができると、行動力も上がる 仕事はリターンと投資で考える 短時間におおよその数字を見積もる「フェルミ推定」 など 第 2 章 数字の裏を読む 「平均的な人」なんて存在しない 数字の偏りから事実を見抜く 仮説力をアップさせる2ステップ など 第 3 章 儲けるセンスを高める数字力 経営者の視点を意識する 「カフェの値引きとトッピングサービス、どちらが効果的? 」 経営者は固定費より変動費を好む 損益分岐点を下げる3つの方法 2つの軸で整理する 数字が読めれば、景気動向も見えてくる 同業界の損益計算書を構成比で比較する トマピケティの話/ 金持ち父さんが勝つ理由 など 第 4 章 人を動かすリーダーの数字力 自分の意思が伝わって初めて、いい仕事になる 数字でキャリアパスを考えると人は動く 自己紹介に数字を入れると聞き手は動く 伝える単位を変えるとチームは動く お金に換算すると経営者は動く データを「見える化」すると顧客は動く など 第 5 章 数字力を自在に操る7つのフレーム あらゆる事象を整理できる「型」をご紹介 1つに絞る 二兎を追う者は一兎をも得ず。ではなくアウフヘーベン 3つあります など

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成長志向

数字で考え、数字で説得できる力を身につけよう

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3.9 2020年11月23日

定性的に捉えている事を定量的に表現するだけで、思考がクリアになる。また、相手を説得して動かそうとする際に、数字を使って説明できるスキルは大きな武器となる。 例えば、会議の無駄を定量的に表現するとどうなるか。 取引先ごとの利益を見ると、何が見えてくるのか。 数字で考える事の重要性を改めて実感させられる一冊。

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