
地域の自立は本当に可能か
政策学ブックレット 3
今里 滋 / 風間 規男 / 多田 実 / 井口 貢 / 新川 達郎 / 今川 晃
2014年3月20日
学芸出版社
770円(税込)
人文・思想・社会
社会的課題に向き合う「政策」はいかにあるべきか。また、その立案・実行を担う人材をどう育てるか。関係する研究領域が学際的に協力し、問題発見と問題解決に取り組む「政策学」の考え方を、身近な問題をできるだけわかりやすく論じることで示すシリーズ。3巻では、地域の自立には何が必要なのか可能なのかを多角的に検討する。 はじめに 第1章 ソーシャル・イノベーションの理論と実践………今里 滋 1「人類的課題」としてのソーシャル・イノベーション 2 ソーシャル・イノベーションの潮流 3 同志社大学のソーシャル・イノベーション教育・研究 第2章 地域にイノベーションを起こすネットワークの力………風間規男 1 地域の課題の複雑さ 2 改善とイノベーション 3 ソーシャル・キャピタルの蓄積から地域のネットワークの形成へ 4 ネットワーク内のダイバーシティの確保 第3章 特筆すべき資源がなくても地域活性化は可能か -価値主導型マーケティングの可能性………多田 実 1 地域活性化のためのマーケティング 2 価値主導型マーケティングと地域活性化 第4章 地域から考える文化政策の哲学 -地域・観光振興を事例に………井口 貢 1 文化政策とは何だろう 2「十人十色」の文化政策 3 いまだに消えない先進事例礼賛と舶来上等の呪縛 4 地域から考える哲学とは 5 地域と観光ーそれは、目的なのか手段なのか 6 自律的な観光振興ー地域の幸福のために 第5章 協働型まちづくりの政策展開 -地域と大学による開かれたガバナンスのデザイン………新川達郎 1 地域自立と協働の可能性 2 地域力を育む地域と大学の協働型まちづくり 3 連携を後押しする国の施策 4 同志社の先駆的実践 5 地域と大学の協働の意義と課題 6 協働型まちづくりを可能にする条件ー開かれたローカル・ガバナンス 第6章 個人から地域を改革する意味 -苦情が私たちを主人公にする………今川 晃 1 地方自治と民主主義の課題 2 地方自治における民主主義の日常的手段の不足 3 ネットワーク化による参加と協働の推進による問題点 4 参加や協働に関われない人はどうすれば良いのか -イギリスにおける苦情対応を例に 5 個別の声を全体で議論すべき声にする仕組みへ 6 参加と協働を「もやい直し」の原点から考える
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