元気なローカル線のつくりかた

堀内 重人

2014年6月14日

学芸出版社

2,200円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 旅行・留学・アウトドア / ホビー・スポーツ・美術

長く厳しい状況にある地方の鉄道。しかし近年、新しい経営手法とサービス改善の努力で経営の危機から再生した路線が現れ始めた。公募社長による改革で注目を集める山形鉄道、上下分離経営でコスト削減とサービス改善を達成した上信電鉄、子会社化で活路を見出した養老鉄道など全国の事例から鉄道存続には何が必要かを考える。 はじめに 第1章 東日本大震災からの復旧  1 三陸鉄道 いち早い復旧対応とPR戦略で再生  2 JR東日本八戸線 人気シェフ監修のレストラン列車で復興に貢献 第2章 公募社長による第三セクター鉄道活性化  1 由利高原鉄道 「安心と信用」を守る地域密着の取り組み  2 山形鉄道 集客力を活かして「フラワー長井線ランド化」を目指す 第3章 上下分離経営による活性化  1 上信電鉄 群馬型上下分離経営でコスト削減とサービス向上を達成  2 福井鉄道 上下分離による設備更新と他社との相互乗り入れ構想  3 一畑電車 経営の自律性を高め、観光・映画との連携で利便性を向上 第4章 子会社化による生き残り  1 岳南電車 経営をコンパクト化して利便性向上を図る  2 養老鉄道 民有民営の上下分離経営で地域密着の改革を推進 第5章 モータリゼーションの危機を乗り越える  1 江ノ島電鉄 テレビドラマを活かして観光客もターゲットに  2 広島電鉄 危機の時代に存続に成功、サービス改善で市民の支持を獲得 第6章 倒産からの再出発  1 水間鉄道 グルメ杵屋の支援を得て新サービスを展開  2 琴平電鉄 地元企業の支援を得てサービスを改善 第7章 交通政策基本法の成立とローカル線のこれから  1 「地域公共交通活性化再生法」「地域公共交通確保維持改善事業」の総括  2 東日本大震災による鉄道被害  3 「交通権」「移動権」の盛り込みをめぐる議論 おわりに 参考文献

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