住み継がれる集落をつくる

交流・移住・通いで生き抜く地域

山崎 義人 / 佐久間 康富

2017年8月20日

学芸出版社

2,640円(税込)

人文・思想・社会 / 科学・技術

地方消滅が懸念され、地方創生の掛け声のもと人口獲得競争とも取れる状況があるが、誰がどのように地域を住み継いでいくのか、その先の具体的なビジョンは見えにくい。本書は、外部との交流や連携によって地域の暮らし、仕事、コミュニティ、歴史文化、風景を次世代に継承している各地の試みから、生き抜くための方策を探る。 1章 どう住まい、いかに継がれていくべきか 2章 地方移住の構造的な変化 3章 空き家を地域で活かす  3-1 「古家」を生かし可能性を見せる  (大分県国東市伊美)  3-2 行政によらない空き家バンク  (福島市志賀島)  3-3 地域に根ざした空き家活用システム (熊本市中緑校区)  3-4 NPOによる住み継ぎのサポート (福井県美浜町/鹿児島県頴娃町) 4章 地域外との繋がりで保つ  4-1 「通い」で無住化集落の環境を保つ (兵庫県但馬地域)  4-2 季節に応じて移り住む (長野県栄村/北海道旭川市西神楽)  4-3 外との繋がりで再興する (新潟県長岡市山古志)  4-4 生業・産業が結ぶ再集落化 (宮城県石巻市十五浜)  4-5 移住者受け入れで保つ集落活動 (山梨県早川町) 5章 ムラの枠組みをつくりかえる  5-1 空き家の再生事業が集落をひらく(兵庫県篠山市集落丸山)  5-2 地域連携で小規模な産地を引き継ぐ  (兵庫県神河町)  5-3 美しい未来を支援する新たな担い手たち(広島県小佐木島・百島)  6章 移住戦略を実行する  6-1 着実に「里帰り」の道筋をつける (和歌山県紀美野町)  6-2 集落を介して移住者を受け入れる (徳島県佐那河内村) 7章 住み継がれる集落をつくるには

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