建築設計のデジタル道具箱
ドローンからBIMまで、小規模事務所の生産性を1.5倍に高める39のヒント
堀部 圭一 / 堀部 直子
2023年8月12日
学芸出版社
2,750円(税込)
科学・技術
建築設計の生産性向上を実現させるためにはデジタルツールの活用が欠かせない。効率的な図面作成や効果的なプレゼンテーションを行うためのツールの使い方を公開。ドローンを飛ばすノウハウ、エスキース時の面積チェック、確認申請図書のための大量の図面をBIMで一気に作成するなど知っておきたい知識が満載。小規模設計事務所必読。 はじめに ■1 基本設計編 ──敷地調査からスタディ、プレゼンまで 01 デジタル道具箱の中身はこれだ 02 敷地・法規制の調査は、7割はネット上で調べ切る 03 現地調査はドローンが大活躍 04 ドローン飛行申請ノウハウ 05 改修物件の現地調査にはライダースキャナが役立つ 06 思考のアウトプットはペーパーレスな手書きで 07 直感的な操作で自由なかたちをスタディ 08 スケッチアップのプロフェッショナルな使い方9選 09 エスキースでもBIMは必須のツール 10 模型からVRへ 11 プレゼンはムービーとVRで第一印象が勝負(第一章) 12 プレゼンはムービーとVRで第一印象が勝負(第二章) 13 VR体験でモデルを歩いていただく 14 設計モデルをタブレット上でクライアントと共有 ■2 実施設計編 ──BIMが設計のハブになる 15 実施設計はBIMで行う 16 デザインツールからBIMへのデータ移行 17 構造設計者・設備設計者とは詳細設計モデルを共有する 18 BIMモデルを100%完成させることは不要 19 平面図と展開図だけではなく、カラーCGを貼り込む 20 家具図や詳細図はモデルを多用 21 BIMの2次元CAD機能の肝はショートカット 22 線種設定・レイヤー管理からの解放 23 モニター複数台での作業は効果的 24 BIMモデルはマスターデータ。情報は一元化する 25 分担作業が可能に 26 実施図チェックはペーパーレスで同時作業 27 見積り依頼時にはBIMの数量を共有する ■3 確認申請編 ──手戻り最小のノウハウ 28 集団規定/モデルでの検討から申請図書作成 29 傾斜地で役立つ地盤面の検討 30 単体規定/モデルでの検討から申請図書の作成 31 行政窓口へのデジタルな対処のしかた ■4 現場監理編 ──徹底的にペーパーレス! 32 見積りチェックはアイパッドで 33 現場着工後は監理モデルにて情報共有 34 いろんな情報を一元化するクラウドベースの議事録 35 情報共有はビジネスチャットツールで 36 現場・会議で受け取る「紙」はその場でスキャン 37 現場検査の帳票も現場でペーパーレスに 38 検査要領事前配布で指摘激減 39 デジタルツールをつかいこなすためのFAQ おわりに
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