
失敗に学ぶ 自治体まちづくりの仕事
鳥山千尋
2024年8月29日
学芸出版社
2,420円(税込)
人文・思想・社会 / 科学・技術
基礎的自治体のまちづくりのむずかしさ、一方での魅力は、「現場における総合的な解決」を求められることにある。まちづくりの現場は一つ一つ異なり、教科書の手順や成功例をなぞれば良いといったものではない。そこで著者が実践してきたまちづくりにおける失敗やハプニング、試行錯誤とそれらを乗り越える工夫や心構え、熱意などについて述べた。ふだん語られることがないこれらにこそ、読者の抱える悩み、課題の解決に役立つヒントがある。 はじめに ■第1章 参加・協働の現場で立ちすくむ 1-1 プロジェクターの電球が切れてしまった 1-2 無茶なことを言う住民もいる 1-3 協働のテーマを間違えた 1-4 まちづくりの現場はハプニングだらけ 1-5 住民に助けられた ■第2章 日常の落とし穴 2-1 まちづくりニュースの配布を業者に任せるのはもったいない 2-2 関係者との意思疎通を忘れない 2-3 使ってはいけない言葉 ■第3章 庁内のタテ・ヨコの悩みを乗り越える 3-1 3課長の緊急連携でサポート 3-2 「タコツボ型」が「コラボ」を阻害する 3-3 失敗しないことばかり考える上司もいる 3-4 自治体のトップとの好ましい関係とは ■第4章 「外の人びと」と力を合わせるには 4-1 多様な専門家との協働を進めよう 4-2 コンサルタントに丸投げでは失敗する 4-3 現場から他の自治体と連携する 4-4 公民連携はWin-Winの関係で ■第5章 議会・議員・審議会へしっかり対応する 5-1 議会・議員の動向に敏感になろう 5-2 厳しく批判されることも、励まされることもある 5-3 都市計画審議会は形式的でも演説会でも困る 5-4 いっそう信頼される建築審査会を ■第6章 メディアとどう付き合うか 7-1 メディアを毛嫌いしない 7-2 報道は面白おかしければいいのか ■第7章 新しい課題に向きあう 8-1 新たな事業を都市マスに盛り込む 8-2 都市マスを絵に描いた餅にしない 8-3 被災地の復旧・復興を支援しよう 8-4 公共施設の再編にどう対応するか ■寄稿 まちづくり職員の専門性と人材育成 1 まちづくり職員のキャリア形成と人材育成ーー有田智一(筑波大学教授) 2 技術系公務員の専門性を考えるーー柳沢 厚(C-まち計画室) あとがき
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