社会教育・生涯学習論:すべての人が「学ぶ」ために必要なこと

すべての人が「学ぶ」ために必要なこと

「ESDでひらく未来」シリーズ

鈴木 敏正 / 朝岡 幸彦

2018年9月27日

学文社

2,090円(税込)

人文・思想・社会

「誰もが排除されることのない,持続可能な地域」づくりを進めるために,改めて社会教育・生涯学習の基本を確認しながら,当面する課題とそれらに取り組む諸実践を具体的に示し,今後の発展方向をさぐる。 <執筆者>鈴木 敏正,朝岡 幸彦,石山 雄貴,田開 寛太郎,岩松 真紀,若原 幸範,古里 貴士,向井 健,秦 範子,二ノ宮リム さち はじめに 序 章 社会教育と生涯学習とESDと 序ー1 社会教育・生涯学習・ESDをつなぐもの / 序ー2 社会教育の理解 / 序ー3 生涯学習時代に / 序ー4 3.11後の社会教育・生涯学習:ESDから,ESDへ 第1章 社会教育・生涯学習はどのように変わってきたのか <歴史> 1-1 人が「学ぶ」ことの意味 / 1-2 戦後社会教育の出発点 / 1-3 経済成長のもとでの社会教育 / 1-4 生涯学習政策の登場 第2章 社会教育・生涯学習はどのように考えられたのか <理念・制度> 2-1 生涯学習社会に生きる / 2-2 社会教育・生涯学習の法と制度 / 2-3 社会教育・生涯学習の施設と職員 / 2-4 地域づくりと社会教育・生涯学習 / 2-5 「社会教育終焉」論の再来 第3章 社会教育・生涯学習を支える仕組み <行財政> 3-1 公共サービスの「市場化」による社会教育行政への影響 / 3-2 社会教育財政基盤の脆弱性 / 3-3 公共施設管理総合計画策定による公共施設削減の方向性 / 3-4 公共施設再編時代の社会教育行財政のあり方 / 3-5 社会教育行財政における財政民主主義の必要性 第4章 市民はどのように学ぼうとしたのか <自己教育運動> 4-1 自己教育運動とは何か / 4-2 自己教育運動の誕生と展開 / 4-3 自己教育運動の再自覚化と発展 / 4-4 自己教育運動の現在とこれから 第5章 貧困や社会的排除に抗する学び <貧困・排除> 5-1 社会的排除と子ども・子育て / 5-2 地域ぐるみの子育て運動の展開 / 5-3 子育て運動と子どもの貧困対策 / 5-4 子どもが育つ地域をつくる 第6章 環境問題に向き合う学び <環境・公害> 6-1 社会問題としての環境問題 / 6-2 公害にみる問題把握の困難性と可視化 / 6-3 経験の共有と継承 / 6-4 持続可能性の実現にむけて 第7章 地域づくりを育む学び <地域づくり> 7-1 地域づくりと社会教育をめぐる課題 / 7-2 松本市における地域づくりと社会教育・生涯学習 / 7-3 住民の学びがつなぐ地域づくりの実際 / 7-4 住民主体の地域づくりを支える社会教育・生涯学習に向けて 第8章 3.11後の地域を再生する学び <地域再生> 8-1 3.11後社会の社会教育・生涯学習 / 8-2 住民によるコミュニティセンターの再建 / 8-3 地域間交流が生む社会的ネットワークの形成 / 8-4 コミュニティ・エンパワーメントの成果と課題 / 8-5 今後の課題 終 章 生涯学習社会を生みだす力 終ー1 生涯学習社会を支える社会教育 / 終ー2 社会教育における講座の歴史と実践 / 終ー3 社会教育が提案する専門職と事業 / 終ー4 社会教育・生涯学習の未来 あとがき 関連資料 索 引

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