「学校教育と社会」ノートー第3版

教育社会学への誘い

山内 乾史

2019年12月25日

学文社 (GAKUBUNSHA)

2,090円(税込)

人文・思想・社会

教育社会学の視点から(教育学の視点からではなく)学校・大学と社会のかかわりについて分析。 一般論を述べると同時に、日本および先進諸国の事例を随時織り交ぜて行う。 戦後日本の歴史を見直し、高学歴、エリート、才能教育などについて考察。 近年問題となる教育経費をはじめ、高学歴過剰問題、大学と学生文化の変遷などにも迫った。 データの更新、新たな課題、文献の加筆を行った第3版。 第一章「学校教育と社会」とは何を論じる授業か  1.「学校教育と社会」という授業の特徴について  2.教育≠学校教育  3.「育てる」と「教える」  4.教育の「工場モデル」と「医療モデル」 第二章 豊かさを目指してー高度経済成長と受験競争の大衆化、過熱化ー  1.戦後日本社会の大きな変化  2.中流階層とメリトクラシー  3.エリート、学力、学校制度 第三章 高学歴はなぜ尊重されたのかー教育投資論、スクリーニング仮説、統計的差別理論ー  1.教育投資論  2.スクリーニング仮説  3.統計的差別理論  4.21世紀に入ってからの動向 第四章 エリート教育と才能教育  1.エリート形成と教育の関係を巡る2つの見解  2.段階型の教育システムとエリート形成  3.才能教育について  4.才能教育論の源流と戦前の実践  5.戦後の混乱と実践  6.教育上の「例外措置」  7.エリートの周流と社会全体の周流:結語に代えて 第五章 日本の教育経費ー授業料・奨学金政策ー  1.奨学金制度の誕生  2.教育経費の国際比較  3.私立大学の初年度納付金はどれぐらいかかるのか?  4.高等教育の無償化は可能か  5.国立大学の教育機会は開かれているのか  6.学生アルバイトの実態 第六章 高学歴者過剰問題について考える  1.はじめに:大学院にかかわる私的経験から(その1)  2.新規大学院修了者の就職状況はどう変わったのか  3.大学院にかかわる私的経験から(その2)  4.結 論 第七章 大学と学生文化の変遷  1.1960年代の学生の諸類型  2.2000年代の学生の諸類型  3.結 論

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