教育効果を可視化する学習科学

ジョン・ハッティ / グレゴリー・イエーツ / 原田 信之

2020年8月18日

北大路書房

5,940円(税込)

人文・思想・社会

教師と生徒に必要なのは,教授方法や学習環境だけでなく,「学ぶことの本質」への理解である。そして共に学習者となり,互いの視点で学習過程を見られるかが鍵となる。メタ分析データと学習科学の知見を照合し,31のテーマで,学びの成立と促進の条件を浮き彫りにする。学びを最大化する授業の実現と教育実践の見つめ直しに向けて。 【主な目次】 ●第1部 学級内での学び 1章 なぜ生徒は学校で学ぶことが好きでないのか? -- ウィリンガムの主張 2章 知識は教えることの障壁になるのか? 3章 教師と生徒の関係 4章 教師としてのあなたの人柄|生徒たちはあなたたちを信頼できているだろうか? 5章 学級学習のグローバルな指標としての時間 6章 復唱式授業法と学級学習の性質 7章 基礎学力における自発運動化に関する指導 8章 フィードバックの役割 9章 社会的モデリングと明示的な教え方を通した複合的な技能の習得 10章 専門的技能とはどのようなものとみなされるのか? 11章 いかにして専門的技能は開発されるのか? 12章 学級での指導領域における専門的技能 ●第2部 学びの基礎 13章 いかにして知識は獲得されるのか? 14章 いかにして知識は頭の中に蓄積されるのか? 15章 学習は意識的である必要があるのか、そしてジェスチャーの隠れた役割は何か? 16章 認知負荷の影響 17章 あなたの記憶力はどのように伸ばせるか? 18章 スポーツであり、技術であり、教育的ツールでもある記憶術 19章 生徒の学習スタイルの分析 20章 大きく誤解されている複数タスクの同時進行 21章 学習者は本当に情報機器を使いこなしているのか? 22章 インターネットは私たちを浅薄な思考の持ち主にしていないか? 23章 音楽はどのように学習に作用するのか? ●第3部 自身を知ろう 24章 自信 -- 表にでてこないその3つの水準 25章 自己高揚と「バカなやつともっとバカなやつ」の効果 26章 自己制御の獲得 27章 笑顔の神経科学 -- 教えることの基本ツール 28章 社会的カメレオンであることの驚くべきメリット 29章 「見えないゴリラ」、非注意性盲目、そして注目 30章 すばやい思考とゆっくりとした思考 -- あなたの中にあるロボットへの負債 31章 IKEA効果、努力、価値づけ

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