
いのちへのまなざし 熊谷守一評伝
福井淳子
2018年2月21日
求龍堂
3,080円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
熊谷守一の生涯と作品を年代を追ってまとめた評伝の大作。 諸文献に残された熊谷自身の言葉、著者が熊谷から直接聞いた話、熊谷とつながりのあった人たちの証言や同時代の評論をもとに、生涯を伝記的にたどり、作品を紹介する。 誰にも似ていない熊谷作品の独自性や新しさがどこにあるのか、その特徴はどのようにして生まれたのかを考える。 はじめに 生い立ちの前に 生い立ち 美術学校前後 入谷の五人男 樺太行き 《轢死》、《?燭》から帰郷まで 付知帰郷 同時代の画家たちの動向 二科会参加の頃 アトリエ新築前後 特別な年一九三八年 表現の転機 後進への助言 戦中、戦後の熊谷 戦後の制作 一九五九年、第一の頂点ーー熊谷様式の完成 パリ展、第二の頂点ーー西洋的・東洋的 身のまわりの生きものと日常の生活 最晩年の深化 すべて自画像 晩年の回想と作品 没後の評価 終わりに
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