
幻の横浜焼・東京焼
荒川正明
2019年10月10日
求龍堂
2,750円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
2019年、横浜は開港160年を迎え、2020年には東京オリンピックも開催となり、幕末の開港時を彷彿させる注目の年となる。 江戸末期、開港によって一気に注目を浴びることとなった日本は、工芸における職人たちの卓越した技術力を発揮して、1873年のウィーン万国博覧会で工芸美を披露し欧米を魅了する。 その反応の高さから、横浜・東京を中心に一気に陶器商や陶画工が集まり活動を始め、海外向けの華やかで超絶技巧を駆使した陶磁器を製造、続々輸出した。 そしてフランスを中心にジャポニスムブームが巻き起こる。 しかし、その後の時代の流れや震災などの影響もあり、外国人向け陶磁器「横浜焼・東京焼」は僅か十数年でその姿を消し、「幻の陶磁器」となった。 本書は国内随一のコレクター・田邊哲人氏が50年にわたり集めてきた膨大なコレクションと日本に現存する作品を精選し、横浜高島屋を皮切りに、全国の陶芸美術館も含めた5箇所を巡回する展覧会図録兼書籍として刊行。 幻の陶磁器の全貌に迫る。 「幻の横浜焼・東京焼」展によせて 田邊哲人 ようこそ、明治陶芸のワンタ?-ラント?へ -魅惑の横浜焼・東京焼 荒川正明 図版 序章 〜横浜開港〜「Made in Japan」世界へ発信 第1章 〜万国博覧会デビュー〜 東京錦窯の誕生 第2章 〜宮川香山と井村彦次郎〜 横浜焼・横浜絵付のはじまり 第3章 〜輸出陶磁器の隆盛〜 東京焼・東京絵付の精華 第4章 〜驚異の横浜絵付〜 陶磁器商、陶磁画工の台頭 横浜・東京の陶工分布地図 関連年表 東京、横浜の陶磁関係者一覧 主要参考文献 作品リスト
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