科学者たちが語る食欲

デイヴィッド・ローベンハイマー / スティーヴン・J・シンプソン / 櫻井祐子

2021年1月18日

サンマーク出版

1,760円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

あらゆる生物は「タンパク質」欲しさに食べていた。 食欲の仕組みを科学者たちが解き明かす! ■『New Scientist Best Book of 2020』選出!  世界中の識者が絶賛する、大注目の食指南! ■衝撃の事実……あらゆる生物はただ、 「タンパク質欲」を満たすために食べていた。 ■「糖質制限」で短命になる/ラベルの色で「健康食」だと判断している etc. 明かされる摂食の仕組みと認知の歪み。 ■30年の共同研究で175の論文を発表した シドニー大学・世界的生物学者がタッグを組んで解明! 人類の狂ってしまった食欲を正し、 肥満・病気・予防を防ぐ食べ方を科学者が探究。  人間には「5つ」の食欲があり、 最も強力なのは「タンパク質欲」だったーー。 タンパク質欲を満たすために、 パンやライス、スナック、そして加工食品に手を伸ばす現代人。 そして、偶然か否か、世界中の食品メーカーは タンパク質を希釈した「超加工食品」を食品市場に送り込む。 過食をやめられない人類。 進化、そして文明の発展で狂ってしまった私たちの食欲。 どうすれば、正しい食欲を取り戻し、食べ過ぎをなくせるのかーー 混迷する食世界で、私たちの体を守る叡智が詰まった食指南! 序章 科学者が「食欲」について調べた全記録 1章 バッターータンパク質のためなら「共食い」もいとわない 2章 栄養ーー動物は計算なしで「ベスト・バランス」を食べる 3章 栄養幾何学ーー「グラフ」にしたらとんでもないことがわかった 4章 食欲ーーこれは「底なし」の欲望か? 5章 例外ーー人間は「動物」と違う生物か? 6章 仮説ーー人間もバッタも「タンパク質」ファースト 7章 タンパク質ーー「個体の長寿」か「次世代の繁殖」かの分かれ目 8章 人間に近い種ーー長寿の仕組みは「イースト細胞」も「ヒト」も同じ 9章 食環境ーー科学者が、命を賭して現実世界を観た結果 10章 食環境2--それはもう、「あるべき世界」とあまりに異なる 11章 現代ーー「人間」にとって破滅的な食環境 12章 金銭欲ーー人間に特有の欲 13章 肥満ーー「胎児」のときに運命が決まっている可能性 14章 教訓ーー「正しい知識」で食べる

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