ほどよく忘れて生きていく
藤井英子
2023年1月20日
サンマーク出版
1,540円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
京都にある、小さなクリニック。 ここで診察にあたる91歳の心療内科医の言葉が話題になっています。 日々、訪れる患者さんに届けているのは、からだと心がラクになる処方箋。 たとえば診察後、おきまりの「お大事に」の挨拶ではなくて、「ご自分をお大事になさってくださいね」という言葉で送りだす藤井英子医師。 患者さんはハッとした顔をして、それまで後回しにしてきた自分を思うと言います。 人づきあい、老いとの向き合い方、健康管理など、生きることのあらゆることについて、「これは忘れていい」「これは大切に」という切り口で71の生き方のヒントをお届けします。 藤井医師は89歳でクリニックの院長職を退職後、自身のクリニックを開院。91歳のいまも、毎日バスと徒歩で通勤し、スマホも使い、ちゃちゃっとパソコン作業もこなし、ブログでの発信もしています。 そんな藤井医師の元気の秘訣は「さっぱりと生きること」。 「いやなこと」「ちょっとした心のひっかかり」「執着」は忘れて、そのぶん、本当に大切にしたいことに、心を注ぐ。 若々しい心とからだで生きるコツが満載の1冊です。 ◎「折り合い」は忘れる ◎「誰かの意見」は忘れる ◎「してあげる」は忘れる ◎「家族だから」は忘れる ◎「迷惑かけたくない」を忘れる ◎「私さえ我慢すれば」を忘れる ◎「これまでのやり方」は忘れる ◎ときどき「時間」を忘れる ◎「よかった過去」もほどよく忘れる
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