生き方は星空が教えてくれる
サンマーク文庫
木内鶴彦
2015年8月24日
サンマーク出版
880円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
4つの彗星を発見した世界的に有名なコメット・ハンター(彗星捜索家)を突然襲った病魔と臨死体験。そこでかいま見たのは、宇宙のしくみと地球がたどる「2つの未来」だった。その体験をもとに語る、命を生かしきる「生き方」とは?環境を守るためにいまできることとは?刊行以来ロングセラーを続ける話題の書が、待望の文庫化!
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今、生きているということ自体が最大の喜びです。 死後の世界は非常に退屈なものです。生きていれば、つらいこと、苦しいこと、腹の立つこともあるでしょう。しかし、それさえも死後の退屈に比べたら数百倍も素晴らしいことなのです。 私が死に瀕したときに感じた最大の苦しみは、それまでの人生に対する後悔の念でした。やりたいと思っていたこと、やれることをしてこなかったこと、与えられた場所で、自分のもてる能力を最大限に使い日々を生きていれば、たとえ志半ばで死が訪れることがあっても、あれほど後悔せずにすんだはずです。 人生最大の喜びは、地位でも名誉でもお金でもなく、精神的な充実を味わうことです。その充実感は、自分の能力を100%引き出したときに初めて得られるものなのです。 自分の能力を活かすことは、生きる喜びそのものです。自分の能力が何なのか?心配いりません。やりたいと感じたことをいろいろ試しているうちに、人は必ずそれに巡り合うことができるようになっています。何が才能なのかを判断するのは実は簡単です。そのとき、あなたはそれまで経験したことのない喜びや楽しさ、そして充実感に満たされるからです。 自分の才能を見出し、それを生かす人生を送るために必要なのは、自分を信じることです。人生にはいろいろなことがおこります。あきらめるのではなく、その逆境を喜んでください。人生に乗り越えられない苦しみはありません。そして、人生の喜びは逆境を乗り越えるときに最も強くかんじることがあできるのです。だから、苦しいと感じたら、もう少し頑張ることによって人生最大の喜びを手にすることができるのだと、喜んでください。 自分をほめてあげるのです。これをやると脳はよろこんで、どんどん活性化していきます。 どんな人だって、いつかは必ず死にます。 そして死ねば膨大な意識に取り込まれ、すべての謎は氷解します。死ぬことは苦しいことでも悲しいことでもありません。つらいのは、自分の才能を開花させることなく人生をおえることへの悔恨の思いです。才能は本当にそれぞれです。場所も違えば時間も違います。だから、焦る必要はどこにもありません。自分を信じ、心が惹かれたことに素直に向かっていく勇気さえもてれば、誰でも自分の才能を開花させることができるのです。
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未来を輝かしいものにしたいなら、今を見直す、その時が今
この本は私にとっては木内さんの2冊目の本。本の構成はこちらの方が同じ件が無かったりして、読みやすかった。だが、内容は星空、天体、宇宙について結構書かれていて、個人的には臨死体験や魂ベースだったりの話の方が好きなので、評価は少し下がる。とは言え、こちらの本と私が読んだもう一冊と合わせて読むと、木内さんの伝えたいこと、そして我々が未来に向けて今取り組むべきことがより腑に落ちる。
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