アドルフ・フォン・ハルナックにおける「信条」と「教義」

近代ドイツ・プロテスタンティズムの一断面

加納 和寛

2019年2月20日

教文館

5,060円(税込)

人文・思想・社会

この時代に「信条」や「教義」は意味を持つのか?19世紀から20世紀のドイツにおいて、類まれな歴史家・教会史家として活躍したのみならず、政治的・社会的・文化的な影響力も持った碩学ハルナック。当時ドイツのプロテスタント教会で繰り広げられた「使徒信条論争」の実態と論争の内実、および周辺環境を再考し、論争に対するハルナックの言説から、彼の「信条」「教義」「信仰告白」理解を問い直す。

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