軍事史学(第59巻 第2号 通巻234号)

軍事史学会

2023年10月4日

錦正社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

特集 感染症と軍隊 日本をはじめとする古今東西の軍事史を対象として、政治・外交・経済・思想・国際関係など幅広い視点から編集を行い、「論文」のみならず「書評」、「文献紹介」、「私家版情報コーナー」などを設けて、研究上有益と思われる情報を提供。 《巻頭言》「自衛隊の新型コロナウイルス対応を振り返って」〔町田一仁〕 帝国陸軍と感染症ー大正の流行性感冒対処を中心にー〔齋藤達志〕 明治及び大正期の流行性感冒と日本海軍ー「ロシア風邪」及び「スペイン風邪」の感染記録に見出す対策の進化と限界ー〔本名龍児〕 《史料紹介》防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵のスペインインフルエンザ(スペイン風邪)関係史料〔齋藤達志〕 イギリスがフォークランド紛争から得た教訓ーイギリス政府内での議論を中心にー〔篠崎正郎〕 帝国日本の対ビルマ・フィリピン同盟政策ー同盟による小国支配関係の対外的正当化ー〔柴田佳祐〕 《研究ノート》第二次世界大戦期のアメリカ陸軍省首脳陣と陸軍の組織〔駄場裕司〕 《史料紹介》満洲・蒙古・西伯利十万分一図と作戦用五十万分一図の整備〔大堀和利〕 《書評》山口航『冷戦終焉期の日米関係ー分化する総合安全保障ー』〔池田直隆〕 文献紹介/例会報告

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