レンブラントの聖書

海津忠雄

2005年11月2日

慶應義塾大学出版会

4,180円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

レンブラントが作中に想いを込めた聖書解釈を、多くの図版と聖書の引用を用いて、丁寧に解説。人文主義者エラスムスらに養われたオランダの自由の精神ーーその下で培われたレンブラント独特の聖書理解と宗教画の真意、芸術思想を探る。 1 序章  レンブラントと聖書   レンブラントという人  レイデン大学  エラスムス  肖像画の人たちの宗派     レンブラントと聖書 2 旧約聖書と新約聖書  アブラハムの話   女たちの闘い  アブラハムの苦悶  荒れ野をさまようハガル  イサクの誕生     アブラハムの犠牲  ヤコブのヨセフの話   アブラハムの後裔  ヤコブ  ヨセフの少年時代  ヨセフの出世  ヤコブとヨセフの再会  母親たちの役割  後日譚  預言者の話   預言者モーセ  神の栄光  石の板を砕くモーセ  モーセの顔が変わる  ホレブ山のモーセとエリヤ  預言者エリシャの奇跡  ヨナの物語  ヴェロニカの話   ヴィア・ドロローサ=悲しみの道  レンブラントの構想  ヴェロニカ  聖女ヴェロニカの聖顔布  レンブラントの手本  アダムとエバ  死者の復活の話   ラザロの復活  マリアとマルタ  死者を生き返らせる預言者  終わりの日の復活  復活と裁き  ダニエル書とレンブラント  放蕩息子の話   レンブラントと演劇  放蕩息子の譬え  説教をするキリスト  レンブラントの風俗画 3 レンブラントの思想  ファウストの話   さまざまな題名  天文学者  天球儀と髑髏を描いた絵  占星術  エラスムス   レンブラントの風刺  聖ヒエロニムスの話   レンブラントの場合  ライオンの由来  聖ヒエロニムス図の成立  髑髏の出現   風景の中の聖ヒエロニムス  デューラーとレンブラント レンブラント略年譜 略号一覧 あとがき 挿図一覧 索引

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