日本農業の生産構造と生産性

戦後農政の帰結と国際化への針路

黒田 誼

2017年10月28日

慶應義塾大学出版会

9,900円(税込)

ビジネス・経済・就職

▼戦後40年にわたる日本農業の発展と停滞を描き、その要因を計量分析手法で包括的に分析した記念碑的著作。 グローバル競争時代における日本農業の再生に向け、「創意あふれる大規模農企業」育成への条件は整いつつある。 問題は、理論と実証に基づく合理的・効果的な政策形成と自由で効率的な農地・農産物市場の創出である。 ▼TPP 問題を含め、今後の農業政策論議の基盤となる研究。 第1部 戦後日本農業の生産構造ーー(1) 総費用関数によるアプローチ  第1章 戦後日本農業の生産構造の実証分析(1957-97)  第2章 アレン,森嶋, マクファデン(シャドー)の代替の弾力性の推  計  第3章 戦後日本農業における「デュアル」および「プライマル」技術  変化率と投入要素価格・生産物結合比率の変化  第4章 投入要素バイアス効果とヒックス誘発的技術革新仮説  第5章 技術変化の生産物バイアス  第6章 総要素生産性成長に及ぼす規模の経済性および技術変化の効果  第7章 労働生産性成長率の要因分解分析に対する新手法開発による試  み 第2部 戦後日本農業の生産構造ーー(2) 可変費用関数アプローチ  第8章 農業生産構造分析に対する総費用(TC) 関数対可変費用(VC) 関  数  第9章 土地のシャドー価格(PSB) の推計および土地移動の可能性  第10章 規模の経済性と構造変化 第3部 戦後日本農業における政策効果分析  第11章 戦後日本農業における生産物価格支持政策の効果(1965-  97)--VP 関数によるアプローチ  第12章 減反政策と土地移動ーーVP 関数モデルによるアプローチ  第13章 公的農業R&Eが農業構造変化に及ぼす効果  第14章 投入要素補助金政策が農業構造変化に及ぼす効果  第15 章 要約と結論

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