
キリスト教と寛容
中近世の日本とヨーロッパ
浅見 雅一 / 野々瀬 浩司
2019年2月23日
慶應義塾大学出版会
3,850円(税込)
人文・思想・社会
▼宗教改革時代、日本とヨーロッパでキリスト教が異端・異教徒・宗教的マイノリティとどのように共存/排斥したか、歴史的に考察。 宗教改革の時代、キリスト教がいかに他宗教や異文化を認識し、ときに宗教的マイノリティを排斥しつつも、融和を図っていったのかを考察する。第一部は「日本における寛容」、第二部は「ヨーロッパにおける寛容」。 序 章 キリスト教における「寛容」とは 浅見 雅一 第1部 日本における寛容 第一章 元和の大殉教と宣教師の寛容 山本 博文 第二章 島原の乱と「立ち帰り」--- 一揆とキリシタン信仰 神田 千里 第三章 「寛容」をめぐる政権と仏教勢力 上野 大輔 第四章 ルイス・フロイスの見た一六世紀の京都 杉森 哲也 第五章 戦国大名大友宗麟の「寛容」 川村 信三 第六章 カトリックにおける婚姻問題と寛容 安 廷苑 第七章 オランダ共和国における宗教的寛容と日本 松方 冬子 第2部 ヨーロッパにおける寛容 第一章 レッシング『賢者ナータン』のアクチュアリティ 渡邉 直樹 第二章 モンテーニュと文化的寛容 久保田 剛史 第三章 一六ー一七世紀前半のイングランドにおける宗教改革と反カトリック 山本 信太郎 第四章 近世ヨーロッパを生き抜く宗教的マイノリティ再洗礼派ーー多宗派併存都市ノイヴィートのメノー派を中心に 永本 哲也 第五章 中近世スペインにおける宗教的マイノリティ 関 哲行 第六章 偏見と寛容ーークリュニー修道院長ペトルス・ヴェネラビリスとイスラーム 神崎 忠昭 第七章 イスラームにおけるイエス・キリストーークルアーンから、そして後代の二つの視点から 野元 晋 終 章 全体の総括と寛容の問題を理解するための視角 野々瀬 浩司 あとがき
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