われわれが災禍を悼むとき

慰霊祭・追悼式の社会学

福田 雄

2020年3月6日

慶應義塾大学出版会

3,300円(税込)

人文・思想・社会

▼「なぜ私が」という苦しみと対峙する 災禍という不条理に遭い、大切な人々を失い、遺される者たち。被災者や遺族、支援者や宗教者らは繰り返し集い、祈りを捧げる。東日本大震災、スマトラ島沖地震の被災地における儀礼をあとづけ、人々が苦難と向き合う軌跡を辿る。 ▼われわれはいかに災後を生きるのか 「たまたま被災してしまった」という、「偶然性」がもたらす苦しみ。 災禍を語り、ともに祈り、後世に託すことには、いかなる社会的意味があるのか。 苦難と向き合い、乗り越え、折り合いをつけながら生きていくための営為を辿った力作。

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