
どうする、小学校英語?
狂騒曲のあとさき
大津 由紀雄 / 亘理 陽一
2021年12月17日
慶應義塾大学出版会
2,420円(税込)
人文・思想・社会
▼公立小学校で英語が導入されて約20年。この間に何が変わり何が変わらなかったのか? ▼必修化をめぐる当時の12本の論考をリーディングズとして再編し、これからの小学校英語の指針を示す。 まえがき 編者の視点1 小学校英語の本質を掘り下げ、言語教育の未来を拓こう(大津由紀雄) 第1部 言語教育と学校英語教育の観点から 1 小学校英語活動の現在から考える(松川禮子) 〔付記〕英語は小学校に何をもたらしたか? 大津のひとこと 2 公立小学校での英語教育ーー必要性なし、益なし、害あり、よって廃すべし(大津由紀雄) 〔付記〕公立小学校での英語教育ーーいまでも、必要性なし、益な し、害あり、よって廃すべし 亘理のひとこと 3 学校英語教育とは何か(山田雄一郎) 〔付記〕令和補筆 大津のひとこと 4 小学校英語必修化の議論にひそむ落し穴(斎藤兆史) 〔付記〕日本人英語使用者としての手本が示せないなら、英語を教え るなかれ 大津のひとこと 第2部 国際理解教育と多言語・多文化共生の観点から 5 国際理解教育の一環としての外国語会話肯定論ーー競争原理から共生原理へ(冨田祐一) 〔付記〕誠実な議論の火の復活を願って 大津のひとこと 6 小学校英語教育ーー異文化コミュニケーションの視点から(鳥飼玖美子) 〔付記〕日本におけるCEFR受容の問題 大津のひとこと 7 多言語共生社会における言語教育ーー多様な言語への気づきをきっかけに(山川智子) 〔付記〕欧州評議会の「複言語・複文化主義」に学ぶ持続可能な生き 方 大津のひとこと 8 多文化共生社会に対応した言語の教育と政策ーー「何で日本語やるの?」という観点から(野山 広) 〔付記〕中津(1978)の提言を踏まえた今後の課題ーー共生社会 の基盤となる言語環境整備の充実に向けて 大津のひとこと 第3部 公教育としての英語教育という観点から 9 日本の英語教育の現状と課題(菅 正隆) 〔付記〕後世に禍根を残す学習指導要領の改訂 大津のひとこと 10 小学校での外国語教育ーー期待すること、考慮すべきこと(バトラー後藤裕子) 〔付記〕デジタル・テクノロジー時代の子どもたちのニーズに合った 小学校外国語教育の必要性 大津のひとこと 11 小学校英語の必要性の主張のあとに必要なこと(直山木綿子) 〔付記〕文部科学省作成小学校外国語教育教材例の変遷から見る、小 学校外国語教育 大津のひとこと 12 君と世間との戦いでは世間を支援せよ!--世間の期待と公立の小学校英語教育(津田 正) 〔付記〕大きな理想とプアな現実 大津のひとこと 編者の視点2 あとさきを批判的に考えて研究・実践を(亘理陽一) 年表 参考・引用文献
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