
台湾で日本人を祀る
鬼(クイ)から神(シン)への現代人類学
慶應義塾大学東アジア研究所叢書
三尾 裕子 / 藤野 陽平 / 原 英子 / 林 美容 / 劉 智豪 / 山田 明広
2022年3月18日
慶應義塾大学出版会
5,940円(税込)
人文・思想・社会
記憶の媒体としての「日本神」を探る 台湾には、かつての支配者を信仰対象とする廟や祠が多数存在する。本書では、これを「日本神」と名付け、民間信仰に埋め込まれた植民地経験・戦争経験と民衆の歴史認識や、新しいメディアを通した観光化の中で生成する「日本神」像を探る。 ▼「台湾で日本人を神として祀る」という行為はなぜ成立しているのか。 ▼台湾に現存するうちの49か所の祭祀施設(廟)の調査結果をもとに、その問いに迫る。 ▼台湾の日本人祭祀を日本統治の肯定と結びつける風潮に対しても、歴史人類学の立場から論考を行う。 台湾では日本人を祀る祭祀施設(廟)が相当数ある。 日本統治時代の記憶と台湾の民間信仰の関係から、民衆の歴史認識がどのようにかたちづくられていくのかを探る。
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