
腐った太陽
ケイブンシャ文庫
黒岩重吾
1988年5月1日
勁文社
512円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
宮内産業社長秘書の佐伯加津子は、元高級コールガールだった。だが、宮内社長の庇護のもと、いまわしい過去がしだいに薄れだした折も折、その宮内が変死した。警察の自殺という断定に不審を抱いた加津子は、美貌と肉体を武器に再び過去の世界に身を堕し、真相を探り始めた。最愛の男のためだけに生きる女の孤独な闘いと復讐をミステリアスに描く傑作長篇。
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