ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術

トム ショーン / 山崎 詩郎 / 神武 団四郎 / 富原 まさ江

2021年1月29日

玄光社

4,400円(税込)

エンタメ・ゲーム

時間を操る映像の魔術師、映画監督クリストファー・ノーラン。 本書はデビュー作『フォロウイング』から最新作『TENET テネット』までを作品ごとにとりあげ、脚本ができるまで、撮影方法、ビジュアルイメージづくり、演出論、音へのこだわりなど「ノーラン独自の映画術」を、未公開写真、絵コンテ、シーンスケッチをもとに詳細に紐解く。 さらに『ダークナイト トリロジー』、『インセプション』、『ダンケルク』など大ヒット作に投影されたノーラン自身の経験、インスピレーション、これまで詳しく語られなかった生い立ち(「故郷という概念が人とは少し違っていると思う」)もすべて明かされる。 ある夜、寮のベッドで横になり『インセプション』の構想を練ったこと(「暗闇の中で音楽を聴き、いろんな物事について考える──そして映画や物語を思い描いて想像力を駆使する空間は大切だった」)、彼の色覚が『メメント』にどう作用したか(「他人はこの世界をどう知覚しているか、自分のものとどう違うのかということに人は魅了される」)など、ノーランの思考に触れる内容が盛りだくさんだ。 哲学的で複雑なストーリー構成と商業的成功を両立させる、唯一無二の映画監督、ノーラン。 本書はその真の姿を伝える、保存版の1冊だ。 INTRODUCTION はじめに STRUCTURE 第一章 構造 ORIENTATION 第二章 方向性 TIME 第三章 時間 PERCEPTION 第四章 知覚 SPACE 第五章 空間 ILLUSION 第六章 幻影 CHAOS 第七章 混とん DREAMS 第八章 夢 REVOLUTION 第九章 革命 EMOTION 第十章 感情 SURVIVAL 第十一章 生還 KNOWLEDGE 第十二章 知 ENDINGS 第十三章 結末 謝辞 フィルモグラフィー 参考文献 索引

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