ラグビー指導の哲学

大西健の「楽志」と京都産業大学ラグビー部の軌跡 1973-2019

伊藤 鐘史 / 向 風見也

2020年4月9日

晃洋書房

1,980円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

「人を思う気持ち」が選手とチームを強くする。 指導者が見つめ直すべき気づき 日本一を目指し、京都産業大学ラグビー部を強豪校へ押し上げ、日本代表選手を数多く輩出した大西健監督の47年。 元日本代表であり大学院でスポーツマネジメントを学んだ愛弟子の著者 伊藤鐘史が、自らの選手・指導者としての軌跡と大西監督の指導を重ね合わせながら綴る。 大学ラグビーチームの強化メカニズムと強豪大学の名将へのインタビューから指導者の見つめ直すべき気づきを考える。 インタビューでは、坂田好弘 氏、春口廣 氏、木村季由 氏らが大学強豪校での監督としての指導、組織づくり、人間形成などを含め、競技だけではないラグビーの魅力についても語る。 はじめに 第1章 出会い  1 阪神大震災とラグビー  2 赤と紺  3 セレクション  4 京の都へ  5 栄養合宿  6 日本一の練習量  7 雑草集団の主将として  8 東京  9 ひたむきに 第2章 プライドと家族  1 螺旋  2 挫折  3 責任感  4 そして神戸  5 キョウサン  6 イッショウケンメイ  7 1st Cap  8 JAPAN WAY  9 本当の準備とは  10 夢の舞台へ  11 ブライトンの奇跡  12 家族 第3章 大西健の指導哲学  1 人を大切に  2 アウトロー  3 人徳  4 理論と根性  5 青年監督  6 他競技から学ぶ  7 チームミッション  8 困難  9 栄養合宿の始まり  10 スクラムを軸に  11 セットピースラグビー  12 一つひとつ誠実に  13 タックルしてはまたタックル  14 歴史は浅くとも伝統校になれる  15 ひたむきに  16 何事も一生懸命  17 有言実行  18 今も昔も変わらない  19 プロップ  20 セービング  21 大義  22 学び続ける  23 絆 第4章 大学ラグビー新興校強化のメカニズム  1 伝統校と新興校  2 重量級監督  3 交渉力  4 長期政権  5 交渉力と長期政権のシナジー  6 戦略的適合  7 新興校強化のメカニズム   第5章 重量級監督インタビュー  1 「世界のウイング」から「心で見る指導者」へ  2 勝つことに重きを置くわけ  3 強くて「いい」チームとは おわりに

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