入門 法学読本

木原 淳

2021年4月7日

晃洋書房

2,750円(税込)

人文・思想・社会

法令・法体系・法理念 3つの視角から法の世界を俯瞰する だから法学(法律学)の奥深さ・面白さがわかる! これから大学で法学(または法律学)を学ぼうとする方に、法学の世界のアウトラインと共に、その後に続く各実定法学を勉強する上での導きとなることを念頭に置いて書かれた入門書。 は じ め に 序 章 法と社会とのかかわり 1.日常生活と法 2.法による秩序形成 3.法の支配は何をめざしているか 4.法学の役割 第1部 実定法について 第一章 条文の意味と解釈 1.実定法学の課題としての法の解釈 2.法 の 適 用 3.法解釈の方法と技術 4.法解釈の主体 第二章 法令の構造としくみ 1.成文法主義 2.法令の公布 その歴史と運用 3.法文のしくみ 4.六 法 全 書 第三章 実定法はどのように分類されるか ─- 法体系を可能とする諸区分─- 1.法をどのように整理するか 2.法の諸区分 3.法の適用にかかわる分類 第2部 市民社会と法 第四章 近代市民法の体系 1.市民法と市民社会の思想 2.市民社会を形成・維持する法的枠組み 3.社会法の領域 第五章 裁判所と権利の救済 1.戦後日本の司法制度の特徴 2.市民法における裁判の理念とモデル 第六章 事実の認定 1.裁判において事実をどのように認定するか 2.民事裁判における事実の「証明」 3.刑事裁判における無罪推定原則 第3部 法の概念から目的へ 第七章 法 の 概 念 1.「法とは何か」という問いについて 2.法の概念を規定する法実証主義の試み 3.「ある法」と「あるべき法」 第八章 法 と 道 徳 1.法・道徳分離論 2.最小限の道徳としての法 3.法と道徳との緊張関係 第九章 法 と 正 義 1.法の理念としての正義 2.実質的正義 3.法的安定性 参考文献案内

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