ボールと日本人

する、みる、つくる ボールゲーム大国ニッポン

谷釜 尋徳

2021年8月17日

晃洋書房

2,200円(税込)

人文・思想・社会

現在のボールゲームのほとんどは、明治期以降に欧米から渡来したものですが、日本人のボールゲームとの出会いは古代にまでさかのぼり、現代まで幅広い人々に楽しまれてきました。 「する」、「みる」ボールゲームの歴史はもちろん、「昔の人はどう動いたのか?」といった運動技術、ボールゲームの発展を支えたボール職人の存在など、幅広い視点から、時代の変化とともにボールゲームがどのような変遷をとげていったのかを見ていきましょう。 はじめに 第1章 ボールと日本人の出会いー雅な貴族スポーツの時代 1 古代貴族のスポーツー外来スポーツの伝来 2 ボールに魅せられた貴族たちー蹴鞠と打毬 3 ボールを打った庶民たち 4 ボール職人あらわる 第2章 ボールを蹴る武士、打つ庶民 1 中世のスポーツー「雅」から「武」へ 2 天皇はトップアスリートー洗練される貴族の蹴鞠 3 武士と蹴鞠ー折り重なる為政者のスポーツ文化 4 ボールを打ち合う人々 5 ボール職人の時代 第3章 武士とボールの新しい関係ー打毬に熱中する“公務員” 1 平和な時代の到来ー殺しの技からスポーツへ 2 徳川吉宗のスポーツ政策と日本式打毬の誕生 3 打毬競技の隆盛 第4章 花開く江戸のボールゲームー平和が生んだ庶民スポーツの世界 1 江戸庶民のスポーツ 2 手を使うボールゲーム 3 足を使うボールゲーム 4 打具を使うボールゲーム 5 江戸のボールゲームの特徴 第5章 ボールと日本人の新しい関係ー日本型から欧米型へ 1 新しいスポーツとの出会い 2 欧米型ボールゲームの到来 3 いざ、国際舞台へ 第6章 新時代の幕開け 1 ボールゲームの時代の到来 2 ボールの性能が低かった時代 3 ボール革命起こる 4「みる」ボールゲームの時代へ

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