
高校生と大学生がともにつくる高大連携授業
ナナメの関係が高校生にどのような影響を与えるのか
川合 宏之
2021年10月21日
晃洋書房
2,750円(税込)
人文・思想・社会
大学生が高校生の授業に参加し,ともに課題に取り組むことで,高校生にどのようなプラスの影響があったのか. 実際に取り組まれた「高大連携授業」の事例検証から,効果的に協同学習を行い,ソーシャル・スキルを向上させる手法として,「大学生を介入させる高大連携」が有効であることを示す. 第1部 関連研究の概観と本書の目的 第1章 他者と協調する能力の必要性 第2章 高大連携の理念と取り組み 第2部 高大連携授業における協同性に関する実証研究 第3章 高大連携授業における高校生の協同作業認識の予備的研究 第4章 高大連携授業がソーシャル・スキルに及ぼす効果 第5章 地域との関わりが高校生のソーシャル・スキルに及ぼす影響 --ソーシャル・キャピタルに着目してーー 第6章 高大連携クラスの雰囲気の変化を把握する探索的検討 --クラスターによる人数の変化に着目してーー 第7章 高大連携授業に参加した高校生に対するインタビュー 第3部 総 括 第8章 学習意欲を促す高大連携授業に向けて 引用文献 関連文献 あとがき 巻末資料 索 引
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