ちびまる子ちゃんの社会学

友原 嘉彦

2021年11月6日

古今書院

3,520円(税込)

高度成長期の静岡県を舞台にした漫画「ちびまる子ちゃん」と作者さくらももこのエッセイに描かれた日常風景から,日本の家族社会を描き出す。また,台湾や東南アジアで「まる子」はなぜ受容されたのか,翻訳を比較することで考察する。地理学・観光社会学・比較文学・文化研究・近現代史・音楽・被服学・薬学・中国研究・タイ研究の専門家が執筆。 ◆第1部 ちびまる子ちゃんの社会学入門 第1章 ちびまる子ちゃん表象 -ももこから〈まる子〉へー (三成 清香) 第2章 現代社会における「捩じれた時間意識」-『ちびまる子ちゃん』をはじめとする諸事例を通してー(遠藤 英樹) 第3章 数値と地図から読み解く ちびまる子ちゃんの住むまちと生活 (有賀 敏典) ◆第2部 ちびまる子ちゃんの社会学特論 第4章 「おどるポンポコリン」はなぜ愛されるのか (高橋 詩織)  第5章 ちびまる子ちゃんの赤いつりスカート (井上 登美子) 第6章 中国語圏におけるちびまる子ちゃんの受容 (橋本 愛) 第7章 タイに生きるまる子 -世代を超える「子どもらしさ」と家族の風景ー (ヂャールニー・スワンラッサミー & 日向 伸介) ◆第3部 さくらももこ研究 第8章 さくらももこの生涯概説 (友原 嘉彦) 第9章 さくらももこ,エッセイストへの道 - 〈エッセイ漫画〉の確立から〈エッセイ〉執筆へ - (高田 晴美) 第10章 さくらももこの健康づくり (友原 啓介) 第11章 さくらももこのサードエリア (友原 嘉彦)

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