精神療法増刊第4号

認知行動療法のこれからー取り組むべき課題

大野 裕 / 精神療法編集部

2017年5月20日

金剛出版

3,080円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

認知行動療法の方略(スキル)は日常的に使われているストレス対処法をわかりやすくまとめたもので、うつ病や不安症/不安障害などの精神疾患の治療としてはもちろん、一般身体疾患での精神的苦痛や、さらには日常生活でのストレスへの対処法として広く用いることができる。 しかし、上記のように利用可能な領域が広いだけに誤解されて用いられることが少なくない。しかも、スーパービジョンなどの訓練をきちんと受けないまま、本を読んだだけで安易に用いられることさえある。そういった実践では、教則本を読んだだけで路上運転をするのと同じことで、きわめて危険である。 そこで、本特集では、厚生労働省が実施しているうつ病の認知行動療法研修事業の体験をもとに、認知行動療法の質を担保するためにこれから必要になる取り組みについて、先生方のお考えをきくのがテーマである。

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