
新装版 臨床心理学ノート
河合 隼雄
2017年8月18日
金剛出版
2,200円(税込)
人文・思想・社会
「『臨床心理学は学問であるか』,『臨床心理学は科学であるか』,このことは,私がこの道に進んで以来,常に考え続けていたことである。しかし,他方,そんなことよりも何よりも,今,自分の目の前で悩んでいる人,苦しんでいる人に,何らかの意味で役立つことをしたい,という気持ちも強かった」--本書は,多彩な顔を持つ著者の,一臨床家としての実際的にして実践的な論考をまとめたものである。 臨床心理学というフィールドは,医療から,教育,産業,社会福祉,司法・矯正・警察などとさまざまな領域に,ここ十数年で飛躍的に広がっている。それに応ずるかのように,「臨床」という言葉もより大きな意味をもって捉えられ,臨床哲学,臨床教育学,臨床社会学など,学際的領域が広がりつつある。そうした広がりは,理論と実践の乖離を推し進めてしまった「科学」の思考法自体を変えていこうとさえしている。
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