大人が変われば、子どもが変わる 発達障害の子どもたちから教わった35のチェンジスキル

阿部利彦 / おのみさ

2020年7月21日

合同出版

1,650円(税込)

人文・思想・社会

大人が身につけておきたい ・ほめるスキル ・しかるスキル ・つたえるスキル ・はげます 支援スキルを、イラストやエピソードをまじえて35紹介します。 「子どもたちはこんなふうに受け止めていたんだ」「自分はしつけだと思っていたけど、子どもにとっては納得いかない行動だったんだな」…と思ったら、対応をチェンジしてみませんか? ●●●●まえがきより●●●● 思えば、自分が大学でカウンセリングを学んでいた頃は、「困っているその子(人) をどう変えるか」という考えしか無かった気がします。しかし、支援を実践していく うち、子どもの応援をする大人が、そう、「大人こそがまず変わるべきなのだ」と気づかされました。 なぜなら、子どもたちは身の回りの大人の姿をモデルにして育ち、そして大人との関わりの中から多くのことを吸収し、変容していくからです。 チェックしてみよう! あなたにはどんな苦手さがありますか? 発達障害のある子どもたちの苦手さを感じ、知ろう 【1 ほめるスキル】 1 子どもの気持ちを受けとめてほめる 2 ささやかに、ていねいにほめる 3「しっかり」「きっちり」「ちゃんと」はNGワード 4 取り組みの「途中」からほめる 5「ほめる」と「しかる」をセットにしない 6「できて当たり前」という考えから抜け出す 7「間接強化」の技を使う 【2 しかるスキル】 1 子どもに響くしかり方を工夫する 2 ポイントを決めて、短くしかる 3 質問形式の言葉を使わない 4「裏を読ませる」言い方を減らす 5 あいまいな表現は避ける 6「罰によるコントロール」に依存しない 7 しかり方のムラをなくす 【3 禁止・命令・注意の言葉かけのスキル】 1 禁止は否定文でなく肯定文で 2 おどさないで励ます 3 マイルドな言い方も取り入れる 4 ときにはお願いしてみる 5 先手の「ありがとう」 6 ネガティブな暗示よりポジティブな暗示を 7 大切に思う気持ちを必ず添える 【4 励ますスキル】 1 その子の心に寄り添って聴く 2 まずプロセスを楽しませる 3 うまくできたことから学ぶ ─ ポジティブセルフレビュー 4「立ち直り力(レジリエンス)」を育む 5 子どもの「励ましパワーワード」を見つける 6 静かなる励まし 7 タイミングが大事 【5 スキルを支えるスピリッツ】 1 応援のヒントはその子の中に 2 子どものプライドに目を向けよう 3 心のストライクゾーンを広げよう 4 伝えたい大切なことは、おだやかに 5「ふわっと言葉」を増やそう 6 あなたもがんばりすぎないで 7「人生を楽しむ大人のお手本」になる

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