アゴラ森物語

アゴラ森に集まる人々が、そして森を取り巻く自然と動物たちが問いかける。 阪神淡路大震災、東日本大震災と福島原発事故を経て、一番大切にすべきものは何なのか。これからどう生きるべきなのか…。 子どもの居場所、”アゴラ”を舞台に繰り広げられる、感動の物語。 第一章　とうとう起こってしまった！　 　一　涙の桃 　二　阪神淡路大震災 　三　故郷をたずねて　 第二章　アゴラ森の再生　　 　一　生き物の声　 　二　仮設住宅のゆきちゃん　 　三　屋久島の坊や　 　四　震災二年後の春に　　 　五　世界農業遺産　　 　六　モグラとじっちゃん　 第三章　七転び八起き 　一　カケガワフキバッタとけんじ君　 　二　福島からの友達 　三　悲しき作品展　 　四　野良猫のクロとアンネのバラの記憶　　 　五　先生はどこに？　 　六　ちゃんと目を見開いて 第四章　うれしい出会い 　一　座敷童が来た！　 　二　牧場の人 　三　先生ありがとう 第五章　地球のひずみへ 　一　悲しき歴史 　二　カメは語る 　三　生まれ変わって 第六章　どうして？　の先に 　一　女医さんの疑問 　二　琵琶湖へ　 　三　ね?教えて 　四　ナマズ先生の授業 　五　琵琶湖にオスプレイ！　 　六　タケノコ家族の生き方 第七章　福島を思う　 　一　福島に行った女医さん 　二　ケチの話　　 　三　みっちゃんちがやってきた　 　四　自分が主人公 　五　渡瀬さんドイツに行く　 第八章　揺れ動く気持ち 　一　お母さんの不安 　二　新聞記者と医者 　三　アサギマダラが戻ってきた 第九章　思いが実体へ 　一　雨にもまけず…… 　二　月夜のある日に　 　三　ウラシマソウに魅せられて 　四　それぞれの桃源郷