センス・オブ・プログラミング!
抽象的に考えること・データ構造を理解すること
前橋和弥
2004年12月31日
技術評論社
2,178円(税込)
パソコン・システム開発
それなりの規模のプログラムをきちんと動かすためには、文法の詳細などではない、別の技術、言うなれば「センス」が必要だといえる。そのセンスのひとつが「抽象的なレベルで考える」こと。プログラムを具体的にどう書くのかという「How」から、何をやりたいのかという「What」への発想の転換ができること、という言い方もできるでしょう。そしてもうひとつが「データ構造の重要性を認識する」こと。データ構造はプログラム全体に影響をあたえる重要なものだからである。本書では、これらの「センス」を身につけるための考え方を具体的な事例を通して解説している。また、プログラムが具体的にどのようにして動くのかといった「低レベル」の話や、ちょっとしたプログラミングの「コツ」の話も興味深い。現場できたえたプロならではの視点と絶妙な語り口が魅力の著者による初心者脱却のための実践的読み物。
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