デカ物語

日本一長生きしたカバが見つめた半世紀

あんずゆき

2013年4月24日

くもん出版

1,540円(税込)

絵本・児童書・図鑑

一九五三年はまだ、動物園にさえカバがほとんどいなかった時代です。その年に、一歳で日本にやってきたカバがいました。名前は、“カバ子”。企業の宣伝用トラックに乗り、各地の町をまわったという、めずらしい経験をしました。およそ一年二か月ののち、大きくなったカバ子は動物園に引きとられ、やがて石川県の動物園に移り、“デカ”という名前に変わって、国内最長寿を記録するまでになったのです。デカが生きた半世紀のあいだには、地球環境が大きく変化し、野生動物がたくさん絶滅しました。そのために、動物園の役割やありかたが変わり、わたしたちの動物に対する考えかたやかかわりかたも、大きく変化してきたのです。そのようすを、長寿で人気者だったデカの生きざまをとおして、見ていきましょう。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください