
書庫をあるく
アーカイブの隠れた魅力
南陀楼綾繁
2024年12月13日
皓星社
2,530円(税込)
人文・思想・社会
「図書館で本を見るとき、開架の書棚はその図書館のいわばよそ行きの顔であり、本質はむしろ、書庫にこそあるのではないかーー。」(はじめに) そんな著者の疑問から、本書の企画はスタートしました。 全国各地の図書館・資料館の、利用者が普段は入ることができない閉架書庫に足を踏み入れ、そこで出会った本や資料を紹介するとともに、書庫内を知り尽くす「ヌシ」のような館員の皆さんに、資料の管理や活用について取材を重ねてきました。全国各地にある15館の図書館・資料館の魅力の源泉に迫ります! (「日本の古本屋」メールマガジン人気連載の書籍化です) はじめに 《地域の知を育てる》 県立長野図書館 --書庫の「中」と「外」をつなげる 伊那市創造館 --時代の風を受けながら 宮城県図書館 --「本の虫」たちの系譜 長岡市立中央図書館・文書資料室 --戦災から復興した「文化の町」の象徴 釧路市中央図書館・釧路文学館 --「文学の街」の底力 《遺された本を受け継ぐ》 東洋文庫 --本の旅の果てに 国立映画アーカイブーー個人コレクションをめぐるドラマ 草森紳一蔵書ーー草森さんの本は川を渡って 大宅壮一文庫ーー「集団知」が生んだ雑誌の宝庫 遅筆堂文庫ーー小さな町に「本の海」が生まれるまで 《本を未来へ》 国立ハンセン病資料館ーー患者たちの手で集め、守った資料 長島愛生園神谷書庫ーーバトンは受け継がれる 大島青松園ーー島の読書生活をたどる 新潮社資料室ーー出版史を体現する資料に囲まれて 日本近代文学館ーー作家たちが託した夢 あとがき
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
みんなのレビュー