時空戦艦『大和』日本沈没を救え(3)

コスモノベルス

草薙圭一郎

2000年1月1日

コスミック出版

880円(税込)

小説・エッセイ / 新書

2004年、日本は地殻変動によりその姿を没した。沖縄を含む南西諸島だけはその惨禍を免れ、辛うじて日本は存続することとなったが、大半の日本民族は流浪の民と化した。西歴2013年、科学の粋を結集した時航機『やしま』は、過去にさかのぼり日本の歴史を書き変えるべく、日本政府の期待を一身に浴び1941年12月6日、太平洋戦争が今まさに始まろうとする時代に飛び立った。その使命を担ったのは安武龍一、寺崎保、木代伸介の3人。安武の助言により真珠湾奇襲に際し「エンタープライズ」「レキシントン」を撃沈。3人は山本五十六の信頼を得て東条内閣や軍部の後ろだての下、新兵器の開発指導が威力を発揮、「サラトガ」「ホーネット」を次々血祭りにあげた。ドリットルB25編隊もジェット戦闘機「震電」の餌食となり、「大和」の主砲がトドメをさした。絶好調、草薙圭一郎渾身の書下ろしシミュレーション第3弾。

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