異説・連合艦隊
真珠湾奇襲もしなかりせば
Cosmo bunko
田中光二
2001年8月31日
コスミック出版
921円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
連合艦隊司令長官・山本五十六は、日米開戦の気運が高まるなか、ハワイの真珠湾を艦載機によって叩く奇襲作戦を腹心の大西滝治郎と黒島亀人に研究させていた。なによりも「開戦劈頭、敵主力艦隊を猛爆撃破して米国の士気を阻喪せしむること」を目指したのである。しかし、軍令部はこれを「あまりにも投機的な作戦」として承認しなかった。また実戦と変わらないシビアな図上演習では、なんと主力空母四隻がほぼ全滅し、航空機の損失は百二十機という結果が出て、真珠湾奇襲作戦は暗礁に乗り上げた。そこで山本長官が熟考の末に提案したのは、主力艦隊をトラック諸島に押し出して、フィリピン防衛のために駆けつける米太平洋艦隊を撃滅する待ち伏せ作戦だった。このために濃密な索敵網を太平洋中部から南西方面に張りめぐらせ、遂に史上初めての空母戦の火蓋が切って落とされたのだった!!太平洋戦争史上に大転換をもたらした四大局面を検証して構築した仮想戦記の大傑作。
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