波動大戦(2)

コスモノベルス

橋本純

2001年12月31日

コスミック出版

942円(税込)

小説・エッセイ / 新書

時空異動によって昭和18年に、しかも私たちとは時間軸の異なる大日本帝国で生きることを余儀なくされた自衛隊と一般市民たちは、空前の危機に陥っていた。いうまでもなく当時の日本はアメリカと戦争をしている。そして私たちの歴史よりはるかに悲惨な戦況なのである。彼らの代表となった姿千鶴国土建設大臣は、帝国臣民を守るために自衛隊の戦争参加を決断した。その手始めがB29Aをミサイルによって撃墜することだった。戦果は山本連合艦隊司令長官の注視を受け、自衛隊と帝国海軍は手を結ぶことに。しかし山本と姿の密約は、対米戦争に限ったものではなかったのである。なんと姿大臣は時の帝国政府に革命ともいうべき要求を突きつけたのだ。アメリカとの戦争には勝たせてやる、その代わりに日本は劇的に変化しなければならない、というわけだった。国会議事堂の上空をSH60-Jヘリが舞い、未舗装の国道を96式装輪装甲車と71式APCが疾駆する。帝都に暗雲が忍び寄るこの結末は、いったいどうなるのか!?奇想が渦巻く戦略シミュレーション第二幕開演。

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