
超次元大戦(1)
コスモノベルス
橋本純
2003年5月31日
コスミック出版
942円(税込)
小説・エッセイ / 新書
昭和16年10月、呉の海軍工廠は前代未聞の怪事件にみまわれていた。建造中だった世界最大の戦艦「大和」が消失し、その代わりに不思議なタイプの空母が出現したのである。この空母は優雅な装飾をほどこされ、プレートには「天城」と記されていた。そして艦首には、なんと三葉葵の紋所がはめこまれていた。驚愕の度合は、パラレルな歴史をくりひろげるもう一つの世界でも同様だった。明治維新を通過することなく、近代化を行なったこの世界では、薩摩など雄藩による合議制がしかれてはいるものの、今なお徳川幕府が存続していた。この世界の海軍は、航空主兵論で統一されている。そこへ降って湧いてきた巨大戦艦「大和」。いっさいの無駄をはぶいた日本刀の抜き身のような迫力に、徳川海軍の将兵たちは圧倒された。このふたつのパラレル・ワールドは、どちらもアメリカとの開戦をひかえて、国家存亡の危機に立たされていた。兵器思想のまったく違う軍艦の出現は、果たして日米戦の行方にどのような影響を及ぼすのだろうか?変幻きわまりない奇想につぐ奇想を駆使した橋本流戦争ロマン、第一弾。
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