剣客将軍徳川家重(花の宰相)

書下ろし長編時代小説

コスミック時代文庫

近藤五郎

2016年6月30日

コスミック出版

715円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「人前では、ものも言えぬ者、愚かしい者として振る舞え」-父が子に下した密命であった。八代将軍・吉宗は、自分の子の中で際立って聡明であった長男・家重の先行きを案じ、そう命じたのである。尾張藩や先代将軍生母など、将軍家を取り巻く政敵があまたいる中で、家重は暗愚でくみしやすい、と思わせた方が賢明だったのだ。かくして世の人々に“小便公方”とまで囃し立てられた九代将軍・徳川家重が誕生。家重は愚者を装いながら、長右衛門と名乗って町に出て、植木屋として働きながら世情を観察していた。そんな家重に、尾張、そして実弟の魔の手が迫る!愚才どころか、幼い頃から柳生新陰流の遣い手であった英才将軍の、鮮やかな剣が冴える期待の新シリーズ!!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

star
0.8

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください